みよけんドットログ:日々の生活や思ったことが吐き出されるログファイル。

一言で言えば、我々には大リーグボール養成ギプスが必要なのだ、ということだ。

先日ようやく、ビデオに撮っておいた「コクリコ坂から」を観た。
「すごい感動するから観てよ」と、奥さんから再三にわたって言われ続けた本作。
なかなか時間が取れなかったのだけれど、GWに一人で夕食を摂っているとき、PCや冷蔵庫が唸る音しか聞こえない部屋に何となく寂しさを感じ、ビデオを付けた。

アイカツやらプリキュアやらを一人で観て楽しめるほど僕はディープなオタクでもないので、なにか面白そうなビデオが録画されていないかと物色していると、その「コクリコ坂から」のタイトルが目に入った。

いやもうね、面白かった!
男子生徒諸君の熱さ、しゃべり方。それがかっこいいと感じた。
東京の街の風景、雑踏、雰囲気、空気。
そして、初恋。

夕暮れ時に自転車で二人乗りをし、お肉屋さんまでいくシーン。
二人乗りっていいよなぁ。「耳をすませば」の雫と聖司も最後の方で二人乗りしてたなそういや。僕もあの子と(誰だ?)二人乗りしてみたかった…。
あ、コロッケも旨そうだった。

それはさておき。

流れるようなその動作に、僕は目を引かれた。

父は亡くなり母は不在がちの松崎家は、松崎海が切り盛りしている。
海は朝起きると布団を畳み着替えて髪を結い、寝室から階下に降りてお釜の中を確認してコンロに火を付け換気扇を回しコップに水を汲み亡き父の写真の前に供えて庭に旗を揚げる。
その淀みない流れるような一連の動作がとても心地よさを感じた。
確かに「アニメだから」と言われてしまえばそれまでだけど、僕の母親も台所に立つときは動作に無駄がなかったように思う。さながら、無駄と思える全ての動作が次への布石になっている手品師のように。
鳩やハンカチの代わりに、料理が次から次へと出てきた。
日々に繰り返しにより培われた無駄のない動作。それは美しいものだと思う。

美味しんぼに出てくるカメラマン、彼の名前はなんといったかな。Wikiった感じでは「近城 勇」かな。
(以下、美味しんぼのストーリーは僕の記憶でもかなり曖昧です。ごめんなさい。)
彼がある二人の寿司職人をカメラのファインダー越しに覗いた。
両者とも、パッと見た限りではたいして腕前に違いがないように見える。が、すこし違和感を感じた。
その違和感の正体というのは、寿司を握るときの動作にあった。
一人の職人は一度手に取ったシャリの分量が多いとみるとお櫃に戻す、という動作があった。
もう一人の職人は確実に適切な分量のシャリを手に取ることが出来るため、その捨てるという動作がない。カメラマンの近城はそこに違和感を感じていたのだった。
洗練された一流の職人は無駄な動作がなく、それ故に美しいと言うことだ。

動作は日々の繰り返しの中で洗練されていく

同じ動作、習慣を日々繰り返すことで、それが洗練されていく。
これは僕らの日常生活の中でも活かせると思う。
そのサポートをしてくれるのが「taskchute2」なのではないかと、そう思った。
「taskchute2」の開発者である大橋悦夫さんが、こんな事を言っていた。

『「taskchute2」は大リーグボール養成ギブスです』

例えば朝なら、起きたときから会社に行くまでの時間のタスクを全て決めておく。
毎日それを繰り返すことで、松崎海のような淀みない流れるような動作が出来るようになるのかもしれないし、あるいは寿司職人のように無駄のない洗練された動作が出来るようになるのかもしれない。自分の決めた「朝」という時間のなかで。
その「朝」のタスクに勉強という項目を入れるも良し、運動するも良し。

「taskchute2」をちゃんと使いこなそう、と僕は改めて思ったのでした。

おまけ。

「俺たちは兄弟なんだ」って台詞を聞いたときはまさかと思ったね。
なんのフラグだ。どこのエロゲーだよと。
ジブリ、まさかの路線変更かと(笑)

まあ、そのままで終わろう筈もないことは確信できたから、どんなカラクリがあるのかと考えてしまったけど。
最後の甲板の上で、小野寺善雄と松崎海、風間俊の3人が揃ったときはもう、泣きそうになった。

by カエレバ

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