僕はオフィスワーカーなのだけれど、何年か前から、VBAを書くことが多くなった。
生粋のプログラマーからしたら「VBAなんてプログラミングじゃない」という人が多いだろけど、プログラマーではない僕からしても同じように思う。
作業の効率化や時間的コスト削減、作業の標準化を進めていった結果、VBAを書くことが多くなったに過ぎない。
だから僕はプログラマーではない。ソフトウェアを作っているわけではないからね。
(正確にはネットワーク方面のエンジニアなのだけれど)
とはいえ、プログラマーではない人でもプログラミングの真似事が必要な時代がすでに来たのだと思う。
特にオフィス系ツール(エクセルとか)を使っている仕事なら、僕がそうであるように、VBAが使えることは必須になりつつある。
職場の面談などでも、「エクセルは使えるか?どの程度使えるか?(関数?マクロ?)」という質問は必ずするようになった。
最近では小学生向けのプログラミング教室(スクールなど)があったり、小学校でも授業に取り入れられる風潮にある。
これからは、その流れがより一層加速するだろう。
スマホが普及し、あらゆる「人」がネットに繋がる時代が当たり前になった。
いまは 、あらゆる「物」がネットに繋がり始めている。
プログラミングの技術もより社会に浸透し、当たり前の時代が来るだろうね。
幼いころから英語教育に力を入れている親が多いけれど、英語よりもプログラミングと数学を学ばせることが大事だと思う。
リアルタイムで翻訳できるようなアプリなんて、これから当たり前のように出てくることは明白。
チャットや電話で話しているときは相手が自分と同じ言語を話していると思ったけれど、実際に会ってみたら実は英語だった、ロシア語だった、フランス語だった、なんてことがあるかもしれない。
言語の壁なんて余裕で超えられるだろう。(文化の壁を超えるのは難しいだろうけどね)
そうなれば、多言語を理解する事の優位性は、普通の仕事をしている限りでは無くなると思う。
しかし、言語の壁は機械で超えられても、自分自身の思考力や考え方、アイデアは機械で代替できない。
ゆえに、重要なのは自分の頭の中身を鍛える事だと思う。
僕の子供に強化してほしい能力は、母国語と数学だ。
英語はその後でいい。
正直、十代のころにちゃんと数学を頑張っておけばよかったと、自分自身後悔している。
もう少し数学が理解できれば、もっと世界が違って見えたような気がする。
数学は、世界共通の言語だ。英語以上に。
うちの娘は僕に似て、あまり勉強が出来なくてね?。
変なとこばかり似ちゃったね。