教養

とにかく本流の流れを維持する。

何かひとつのタスクに集中しているときに限って、別のタスクだったり考えだったり想いだったりが、ふと思いついたり思い出したり脳裏をよぎったりするものです。なぜだか分かりませんが。
放って置くとついつい意識がそっちの「思いついた」方へ持っていかれてしまうわけですが、じゃあそれがたったいま取り掛かっているタスクよりも重要なのかと問われれば、必ずしもそうでない事のほうが多い気がするのです。


今現在取り掛かっているタスクが本流だとするならば、ふと思い出したタスクは支流にあたるのでしょうか。
どんぶらこっこ?どんぶらこ、と、ついつい支流の流れに身をまかせていると、どこぞのじいちゃんばあちゃんに拾われて鬼退治をさせられかねません。

こりゃいかんとあわてて本流へ戻っても、おおきな川の流れに溺れてしまうかもしれません。

「思いついた」そのタスク(あるいは思いや、考え)が、よっぽど緊急を要するものでない限りは、やはり本流の流れを維持することに努めたほうが良いと思うのです。

かといって何も対処をしないままだと、ある日また別の本流を泳いでいるときに同じ支流の事を思いついて、また同じように支流に流されそうになるかもしれません。
さらには、その思い出したタスクが期限の設定されている類のタスクであれば、かつてより期日が迫っていて緊急性が増しているということもありえます。

そんな支流に流されたり翻弄されたりしない為に、僕が最近やっている事があります。
ただテキストに1行、書いておくだけです、思い出したり思いついたりした事柄を。

TaskChuteに記入するのさえやりたくないので、ただテキストにメモを書くだけに留めておきます。
それで僕は、支流に流される事が少なくなったように思います。

そして、そのテキストの内容のタスクを処理する時間は別途設けることにしています。
簡単なタスクレベルであれば、そのままTaskChuteやToodledoにInputすれば良いですし、ちょっと大きな塊の事柄であれば、「その塊を砕く」というタスクを追加すれば良いだけのことです。

まとめ

支流に流されて本流のタスクが疎かにならないような工夫は、きっと大事だと思います。
プライベートでも、仕事でも。(どちらかというとプライベートの方が重要でしょうね。支流の数が多いですから。ついつい色んなものに流されてしまいがちです。)

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