科学的考察だとか、本当なのか嘘なのかとか、そんなのぜんぜん気にせず、思ったことを綴ってみる。
今日もTBCに行ってきたよ。TBC。
エステじゃないよ。
「たまいちブートキャンプ!」
先日ポール・シーリー氏が来日された際、フォトリーディングのセミナーをでいろいろと置きみやげをしていってくれたそうで。
興奮冷めやらぬ玉川一郎先生が、その置きみやげの一つ「エナジーリーディング」とやらを、我々受講生に教えてくれました。
いやいや、このエナジーリーディング。
怪しいよ。ホント。
表紙の30センチ上に手のひらをかざし。
手のひらから緑の光が出て本を包み込んで。
ページ数をイメージして。
そこに何が書いてあるか想像する。
その後に中身を確認すると・・・自分の想像通りだったりそうでなかったり・・・
ま、僕はダメだったんだけどね(笑)
ダメって言うのは、想像が当たらなかったと、そういう意味で。
いや、でもいいの。これはこれでありだと感じる。
僕の勝手な思いなんだけど、エナジーリーディングは「坐禅」に近いんじゃないかと。
今日のTBCで、こういう図を書いた。
へったくそな絵だけど、大脳新皮質と大脳辺縁系と脳幹のイメージです。
実はこの絵と全く同じものを、今月、小田全宏先生の黎明塾で禅の勉強をしたときに書いてるんだよね。
その時の絵はこれだけど、さらに超へったくそ(どちらも目糞鼻糞だけどね)・・・ってか適当過ぎる絵だけど、でもイメージ図としては同じもの。
今日のTBCでは、フォトリーディング中のシータ波の話をしてました。
ポール・シーリー氏が日本に脳波測定器?を持ってきたらしく、実際にフォトリーディング中の脳波を計測したとか。
で、実際にシータ波が出ていたことが確認できたらしい。
フォトリーディングでは最初に「準備」という段階があるんだけど、その準備の段階を経ることで、身体を司る脳幹と、感情などを司る大脳辺縁系の影響を少なくさせ、クリエイティブやイメージを司る大脳新皮質を活性化させやすくなるらしい。
この大脳新皮質は、小田全宏先生の話では、「文明を創る人間のみが持っている」という表現をしていた。
自我を持つ我々人間は「考える」ことをする。考えるが故に、理想(欲)とのギャップで悩み、がっかりすることもある。
もしこの悩みやがっかり感を消したのであれば、「欲」を消せばいいのだけど、なかなかそうも行かない。
小田先生曰く、もし怒りや悲しみを抱いたら、「深呼吸」をすると良いと行っていた。深呼吸をすると、感情が変わると。
呼吸をすることで、セロトニンという物質が働き、脳波もベータからアルファ、そしてシータ波へと変化すると。
シータ波・・・そう、フォトリーディングをしているときと近い状態になるんですね、深呼吸をすると。
つまり理想的なフォトリーディングの状態とは、セロトニンが出ている状態であり、それはつまり「深呼吸」をしているときに表れる。
僕は何年か前に「坐禅」に興味が出たことがあって、その時に読んでいた本「禅 心と体が綺麗になる坐り方」にも「セロトニン」の話がでてる。
そこにはこう書かれています。
セロトニン神経は(中略)リズム運動をすると興奮し、活性化します。
基本的なリズム性の運動といえば、歩行、咀嚼、呼吸などがありますが、自然に呼吸したり漫然と歩いているのではダメ。呼吸でいえば無意識にする呼吸ではなく、丹田呼吸法のように意識的に腹筋を収縮させる呼吸、つまりリズム性の「運動」としての呼吸こそがセロトニン神経活性化につながると考えられます。
なんとフォトリーディングでは最初の準備の段階では、偶然にも「呼吸」を意識しています。坐禅と同じように。
「吸って・・・吐いて・・・」という感じで呼吸をリードしてくれるんですね、もしかすると玉川先生だけだったりするのかもしれないけど。
このリードのおかげで、TBC受講中のフォトリーディングは効果が出やすいのかもしれない!・・・と感じました。
だから今後は自分でフォトリーディングをするときでも、「呼吸」をゆっくりと、そして腹筋に意識を集中して、一定のリズムで出来るように意識してみようかな、と思います。
で、初めの方に戻りますが、「エナジーリーディングは「坐禅」に近いんじゃないか」と思った理由。
それは、この呼吸とセロトニンの関係もありますが。もう一つ、「心のあり方」も、もしかすると坐禅と同じで良いのかな、と思いました。
坐禅をするとき、曹洞宗の場合は「無心」になり、臨済宗の場合は師から与えられた「公案」を一新に考えながら座るそうです。
本を目の前にしてエナジーリーディングをするとき、この坐禅を意識し、「無心」になってみたり、あるいは「公案」の代わりに自分がその本を読む目的をイメージしてみたりと、いろいろやり方を工夫してみると何か発見があるかな・・・と思いました。
ちなみに、リズム運動をするとセロトニンが活性化されるそうですが、ジョギングなどのような、一定のリズムを刻んでいくような運動もよいそうです。
走ったりしているときにいろいろなアイデアや考えが浮かんでくるのは、そういう理由からなのかもしれません。
そういや、TBCに参加する人がみんな良い人ばかりなのは、「フォトリーディング=坐禅」だからかもしれませんね。
セロトニンの影響で精神的に安定している人が多いのかもしれません。(想像ですが)
あ、そうそう。
小説のような楽しむ本ではなく、問題解決を目的とした本の場合、必ずしも本は読まなくて良いと思うんです。
問題解決の糸口は多くの場合すでに自分がもっていて、本はその糸口を掴むための鍵でしかないんだと思います。
エナジーリーディングのような怪しい読み方でその「糸口」がつかめるなら、それでいいのだと思います。本を全部読まなかったとしてもね。(たぶん)
おしまい。