教養

片付けをしよう。(その1)

僕の身の回りで最近、「片付け」に精を出す人が増えている。

何年か前から「断舎利」系の本が増えてきていたけど、それを実践する人は今ほどに多くなかった気がする。少なくとも僕の身の回りでは。(何人かはいたけどね。例えば今や各種メディアに登場するまでに有名なったあの人とか・・・)
しかし最近になって、「片付け」を実行、実践したという人の話を多く聞くようになった。

彼らに片づけという行為の後押しをした書籍が、「人生がときめく片づけの魔法(著:近藤麻理恵)」。

現時点で、100万部売れてるらしい。大ヒットだね。
(購入者の多くが実践したら、どれだけの物が燃やされ埋められるのか、想像もつきませぬ。)

僕はけっこう前からこの本を存在を知っていたけど、まったく興味なかった。
そもそも僕は昔から物を捨てられない人間だったから、断舎利系の本はいままで見向きもしなかった。買いもしないし、本屋で手に取ることもなかった。購入して読んだところで、実践まで至らない確信めいた想いがあったから。
「誰が捨てるか!」と、むしろ反抗的な僕の心の声も、あったようななかったような。

だがしかし、遂にお買い上げになってしまったのだよ!

この本を手に取った切っ掛けは、一つじゃない、と思う。
いくつかの段階を得て、少しずつ「誰が捨てるか!」から「ぜったい捨てなきゃマズイ!」まで変化してきた。
・・・いやぁ、我ながら天晴れな心変わり。秋の空どころか、山の空。

最初にこの本を見たのは、JRの電車の広告だった。だいぶ前のこと。
(興味なかった割には詳細に覚えてる。多分、心の奥底の部分では気になっていたのかも。)

で、しばらくすると玉川先生のブログで、この本を実践したという記事と写真がアップされた(玉川一郎先生のブログ)。

そうこうするうちに、本屋で平積みされているのを見かけたり、FacebookとかTwitterで「ときめきで片付けました」みたいな感じの言葉を良く見かけるようになった。

この時点でもまだ、僕の顕在意識としては興味なかった。(潜在意識の方はどうだか知らんけど)

その間、片付けとは全く関係ないけど、色々と本を読んだりセミナーとか講座に出席したりしていた。
「ぜったい捨てなきゃマズイ!」という、心境に変化をもたらすその切っ掛けとなった本とかセミナーを、思いつく範囲で挙げてみる。

 

1,玉川一郎先生関連(著書の「マインドリッチ 人生を変える新しい価値観」や講座)
2,池田貴将さん関連(著書の「未来記憶」やセミナー)
3,著書「なぜ、働くのか―生死を見据えた『仕事の思想』 (PHP文庫)(著:田坂広志)」
4,小田全宏先生の講座 「黎明塾 第14回『禅の悟りと日本人の心』」

 

特に最後に挙げた小田全宏先生の黎明塾。ここで「禅」の話を聞いたとき、片付けをしていないこの現状に、焦りさえ感じた。
なぜ心変わりをしたのか、ちょっといろいろ考えてみた。

・・・・続く(笑、、、無駄に長くなりそうだから区切っておきます。気が向いたら書きまする。)

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