学びて時にこれを習う

2010年2月の読書まとめ(読書メーターから)

2月に読んだ本を、読書メータの「まとめ」からコピペ。

2月後半から、読書量が落ちてきた感がありますね。
ちょっと仕事が忙しいです。
3月なんてほとんど本を読んでない気がする。

2月の読書メーター
読んだ本の数:14冊
読んだページ数:4129ページ

日経新聞の「本当の読み方」がわかる本 ニュースを関連づければ知識に変わる日経新聞の「本当の読み方」がわかる本 ニュースを関連づければ知識に変わる
新聞のようなパブリックなメディアに書かれた記事は、その内容を疑う事もなく「真実」だと思いこんでしまう人も多いと思うけど(僕もだけど)、実際は必ずしも真実だとは限らない。特に記者の「考え」が織り込まれている記事は、その人の色が出る。記事に違和感を感じたら、指標などの数字を組み合わせ自分なりの仮説を立てていかないと、メディアの傀儡に成り下がってしまうのかも、と思った。あと広告の内容(0120の多さ)で景気の状況が読み取れるというのは、目からウロコ。せっかく毎朝届く日経新聞をしゃぶりつくしてやりたい!
読了日:02月28日 著者:小宮 一慶
チーム・バチスタの栄光(下) 「このミス」大賞シリーズ (宝島社文庫 600)チーム・バチスタの栄光(下) 「このミス」大賞シリーズ (宝島社文庫 600)
なんの先入観も予備知識もなく(本の存在は知っていたが)読んだので、いきなり変なヤツ(白鳥くんね)が出てきてびっくり。急展開を迎えて怒濤のごとくエンディング?。主人公の田口君が比較的大人しめなので、周囲のキャラクタが際だつ感じですね。とくに白鳥君。彼のような図々しさに、消極的な僕は少し憧れます。
読了日:02月24日 著者:海堂 尊
チーム・バチスタの栄光(上) 「このミス」大賞シリーズ (宝島社文庫 599)チーム・バチスタの栄光(上) 「このミス」大賞シリーズ (宝島社文庫 599)
文章は読みやすくて良いです。が、一冊にまとめてくれると助かります。まとめたとしても京極夏彦さんの小説よりは薄くなると思うし。それはともかく、バチスタ手術の成功率が高すぎ。ふーん、そんなもんか・・・と思っていたけど,wikiを見たら「アメリカでは、その危険性などから、数年前から禁止術式とされている」とか。やっぱりリスキーなんだね。
読了日:02月23日 著者:海堂 尊
目からウロコの脳科学―心と脳はここまで分かった!目からウロコの脳科学―心と脳はここまで分かった!
「意識は特に何もしていない」という驚くべき仮説があるらしい。意識的に指を動かしたつもりでも、その決断よりもコンマ数秒前には既に脳内で準備電位が起こっている。つまり意識する前に無意識が勝手に電位を変化させてるんだよ!びっくり。意識とは、無意識の残滓でしかないのかも・・・。フォトリーディングはいかに無意識の領域を活かせるかだと思うが、この「無意識」とやらをもっと信用して良さそうだ、と思わせてくれた一冊。
読了日:02月16日 著者:富永 裕久,茂木 健一郎
医者いらずの「にんじんジュース」健康法 (PHP文庫)医者いらずの「にんじんジュース」健康法 (PHP文庫)
石原さんの本はよく読みます。だいたいどの本でも、良く言うとで主張は一貫しています(悪く言うと、どの本も似たような事が書いてあります)。最初の4分の1で、人参やリンゴの良いところ、ゲルソン療法について読みつつ、残りのページは自分の症状(アレルギーとか、口が臭いとか)に合ったページを読むと良いと思います。辞書のような使い方をする感じですかね。
読了日:02月16日 著者:石原 結實
思考の整理学 (ちくま文庫)思考の整理学 (ちくま文庫)
古い本ではあるけれど、内容は現在のビジネス書と比較しても決して古くない。メタノートと、ネットで見つけたユビキタス・キャプチャーを組み合わせて、今後は自分なりのノートを作っていきたいと思う。内容の全てを実践しようとするのではなく、目次を見て気になったところから読んで、そして少しずつ生活に取り入れて行くのが良いかも。気楽に読んで良いと思う。でも内容は秀逸。
読了日:02月08日 著者:外山 滋比古
なぜ金利が上がると債券は下がるのか?なぜ金利が上がると債券は下がるのか?
株を扱った本は多いけど、債権や金利の本は意外と少ない。でも実は経済を知る上では金利の知識は欠かせない、と思う。物価や景気、株などと金利との関係がとても判りやすく書かれている。金利が経済に及ぼす影響を、あらためて考えさせられた本。
読了日:02月06日 著者:角川 総一
もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだらもし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら
主人公は「みなみちゃん」。タッちゃんとかカッちゃんは出てきませんけどね(笑) ドラッカーに興味はありつつも初めの一歩が踏み出せなかった僕には、とても取っ付きやすく面白かったです。マネジメントの事もそうですが、なによりストーリーで泣きそうになった。小説としてはベタな展開ではあるけれど、みんなが一つになっていくところとか、大勢の人が応援に来てくれるようになったとことか、迂闊にも目に涙がw 次はみなみちゃんが参考にしていたマネジメントのエッセンシャル版でも読んでみようと思った。
読了日:02月01日 著者:岩崎 夏海

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