習慣

外的環境で人の顔つきも変わる

50日間で女性の表情は変化するのか?

昨日、今日の二日間連続(2020/01/3?4)で、マツコデラックスさんが司会をしているテレビ番組に釘付けだった。

内容は、50日間にわたり習慣を変えることで女性の表情は変化するのか、という実験的な番組。

冴えないかを推していた女性を街中から探し出し、出演交渉。
バッグを毎日持たせたり、イルカと戯れたり、イタリア人男性に毎日褒められたり、東京タワーが見える場所で過ごしたり、そういった習慣を継続することで、女性の表情が変わっていく。

たまたま奥さんが番組を見ていて、僕はちらちらと視界に入る程度だったけれど、日が経つに連れて変わっていく女性の表情に目を奪われて、いつのまにかテレビにかじりつくようにその番組を見ていた。

特に女性の場合は、その変化の度合い、というか伸び代が大きいと思う。
服装、メイク、髪型、メガネ、そういった一つ一つの変化がかさなっていくことで、劇的に変わると感じた。

例えばエルメスのバーキンを持たされた女性は、まずそのバックに合う服装を選ぶ、という変化が生じた。
男性の場合(僕の場合、なのかもしれないが)は、バックに服装を合わせる、という思考にはならない気がする。

そして、バックの色にあわせたネイル、そのバックに相応しい髪型、メイク、と次第に変わっていく。
そうすることで表情が変わり、実験開始の初日よりも口角が上がり、頬にエクボができ、目つき、顔つきも変化して行った。

バックを持たされた女性だけではない。
毎日イタリア人に褒められ続けた女性は、褒められるたびに、髪型をかえ、眼鏡を外し、メイクを変える。
その過程で、口角が上がり、表情筋も鍛えられ、顔つきやめのおおきさまで変化して行った。

人という生き物が、如何に外的な環境や情報により、内面が変化し、その内面の変化が自身の外見の変化へとつながるのか、ということが如実にわかる、素晴らしい番組だったと思う。

つまりは逆も真なりで、悪い環境で生活をしたり、ヒトから批判や否定、悪口や罵詈雑言を言われる環境では、きっとその人の内面は暗くなり、その暗さは外見へのフィードバックされるはず。

だから旦那さんは奥さんのことを毎日褒め続けよう。
子供に対しても、できなかったことを叱るのではなく、できていること、いいことだけを褒め続ければ、きっと表情の明るいいい子に育つに違いない。

いい表情をする人の周りには、きっと同じような人が集まってくるはずだから。
そして僕自身も、まずは散らかった部屋の整理整頓をしないとな、と思った。
外的環境が人の内面に影響を及ぼすことがわかった今、ぼく自身がより良い思考や判断をするためには、まず身の回りの整理整頓が大事なのだろう。たぶん。

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