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[資格試験-FP2級]温故知新…

平成22年1月の過去問。
まだ1回目。結構時間かかる。しかも、まだ全問解いてないし。
でも1回目は重要だと思う、2回目を解くためにね。

ふと思い出した。

文章の1行目は何のためにあるか知ってますか?
それは2行目を読ませるため。

文章の2行目は何のためにあるのか知ってますか?
それは3行目を読ませるため。

文章の3行目は何のためにあるのか知ってますか?
それは4行目を読ませるため。

文章の4行目は何のために……もうやめよw

1行1行の文章(あるいはキャッチコピー)は、その次を読ませるために存在する。
優れた文章は、小説であれば読者を一気に、寝食すらも忘れさせ、最後の1行まで読ませる。
広告のキャッチコピーであれば、それを見た者を行動を刺激し商品まで購入させてしまう。

……そんな感じの事が書いてある本が、どこかにあった。
何だったかなぁ。思い出したらメモっとこ。

それはともかく、過去問を解くというのも同じようなものなのかなと、思ったわけです。
1回目は2回目のために。
2回目は3回目のために
3回目は4回目…
そして本番の試験で合格するために。

僕がいま勉強しているFPも、過去問を解く事の重要性がかなり言われてます。
ってか、合格するだけなら過去問と解説だけでも良い、とさえ聞くくらい。

確かに知識を習得するためにテキストは必須。
でも、人は問われて初めて、「考える」という行動をする。

考えて初めて、覚えていない事を知る。
おおまかには覚えていても、細かいとこが記憶に残っていない。

そこで、テキストや解説を見ながら知識を「使う」。
過去問とテキストで忘却と想起を繰り返し、ようやく自分の身体の一部として「馴染む」。

結構スポーツに似てる。知識とは……

野球でいう、バットやグローブ。
バドミントンでいう、ラケット。

でも、一番近いのは徒手空拳の格闘技かなぁ。
(僕がやってるのは護身術だけど)
武器は自分の身体のみ。

ただのストレートパンチ。
目で見て頭で理解できたつもりでも、実際にはなかなかうまく出来ない。
ただ前方に拳を突き出すだけなのに。身体がちゃんと動かない。神経が通っていない。魂が入っていない。

先生のを見よう見まねで、あるいは直接レクチャを受けながら。
繰り返しストレートパンチを繰り返し使っていく事で、ようやく使い物になる。

FPの(FPだけじゃないだろうけど)試験勉強には、知識を使い、自分のモノとして馴染ませることが必要。
その為にも、過去問はとても使える。

温故知新…「子曰く、故きを温ねて、新しきを知れば、以って師と為るべし」。
ほら、孔子も過去問が重要だと言っている……(曲解だけどw)

試験まであと40日くらいしかない。
日が近づくにつれて不安度が増す。

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