みよけんドットログ:日々の生活や思ったことが吐き出されるログファイル。
ゼロベースランニング

先月に開催された東京マラソン2017を何とか完走(歩いたけど)したのは、高岡尚司先生から教えを受けた結果だと思ってる。

事の発端は、2016年の横浜マラソンがかなりしんどかった事だと思う。
横浜マラソンの後は、「もう二度とマラソンはやらなーい」と思っていた僕だけれど、喉もと過ぎれば何とやらで、その年の8月には東京マラソンにエントリーした。
そもそも倍率が高い東京マラソンだから、「当選したらがんばろー」という軽いのりだった。
何のいたずらか、当選してしまうわけなんだけどね。

で、まじめに走力を鍛えようと思った僕がまずやったのは、教えてくれる先生を探すこと。
そもそもまともにランニングやマラソンの教えを受けたことがないのだ。がむしゃらに走って42.195Kmが走れるとは、到底思えない。いや、仮にその域まで到達できたとしても、足やら腰やらに大きなダメージを受ける可能性は否めない。
元はダイエットなどの健康目的に始めたランニングだ。マラソンに挑戦することで日常生活に支障をきたすのは、もともとの目的からしたら本末転倒。怪我をしては、健康もくそもない。

ググッてみると、ランニングの先生らしき人は見つかった。正確には、先生と生徒をマッチングさせるサービスのようなサイト。
「サイタ」というサービスなのだけどね。

まず、僕には求めていたコーチ像というのがあった。
陸上経験などの実績があることも大事だが、とりわけ僕がコーチ選びのポイントにしたのは「過去に怪我をしたか」だ。
変な観点かもしれないけれど、過去に怪我をし苦渋や辛酸を舐め、そこから努力と工夫を重ねてきたかどうか、というのが一番重要にした要素だった。
怪我から復帰した経歴があれば、「怪我をしない走り方」を追求してきたはずだから。
僕は、怪我をしたくなかったからね。

「サイタ」の中に目ぼしいコーチがいた。その人に教えてもらおうと思い「サイタ」に電話をかけた。
女性のオペレータが対応してくれた。
「ランニング」についての話をすると、いきなり「場所」を聴かれる。「希望の先生は?」ではなく、「希望の場所」をだ。正直、ちょっと驚いた。
聴くところによると、その場所から判断し、近い先生を斡旋するらしい。
僕が目星を付けていた先生について問い合わせると、その人はもう受け付けてないとのこと。じゃあサイトからその人の情報を外せばいいのにと思ったが、「ちょっと考えます」と伝えて電話を切った。
まあ、考える余地はないんだけどね。

誰かに紹介された先生を、そう簡単に受け入れられるわけがない。手品とかカメラ教室ならともかく、身体を使ったスポーツは、怪我と隣り合わせ。特にランニングやマラソンは、一歩間違えればひざや身体を壊す可能性があるのに。

コーチや師に教えを請うとき、僕は「守破離」が大事だと思っている。
そしてその道に入ることが初めてなのであれば、「守」……師の教えを純粋に守れるかが重要だと。

教えられたことを「守る」時は、そこに疑う余地が残っていてはとても辛い。
疑いが出れば、意識的か無意識的か問わず、教えられた事に対してアレンジを加えてしまう。
アレンジをするということは、すでに「破」に至ろうとする道だ。「守」がまともに出来もしないうちに…。
最近は情報過多で、ググればいろいろな情報がでてくるからね。純粋な心持で「守」を実践することは難しくなっているのかもしれないけれど。
だからこそなおさら、コーチや師に対しては、選んだ段階で疑念や疑いの余地を払拭しておきたかった。

先生探しはペンディングにしてしばらくたったころ、RUNNETでハーフマラソンの大会を探していたときに、偶然にも高岡尚司先生のワークショップを見つけた。

「ナチュラルランニング」(だったかな?)という名前のワークショップだった。
僕はこれより以前(2015年ころ)、「BORN TO RUN」や「EAT&RUN」、「ベアフット ランニング ステップ バイ ステップ」といった本を読み漁っていた。
これらの本のタイトルを並べただけで、見る人が見れば僕が何をキーワードにこの書籍類をチョイスしてきたか一目瞭然だと思う。
「怪我をしない走り方」→「フォアフット(or ミッドフット)走法」→「裸足ランニング」、という感じのキーワードの波をを泳いでいた。
そして「ナチュラルランニング」というワークショップは、裸足でのトレーニングを取り入れたワークショップだったのだ。

ソールの薄いシューズを探し、「無敵」という名前の、地下足袋を発展させたシューズをすでに履いて走っていた、というのもタイミングが良かった。

僕はすぐさまこのワークショップに申し込み、参加をした。
詳しい内容は省くけれど、目から鱗の内容だった。

その後も何度かグループワークショップで高岡尚司先生に走り方を教えてもらい、劇的に走り方が変わった。何より、同じ距離を走っても疲れにくくなったと実感している。東京マラソンをなんとか4時間台(ネットタイム)で走れたのも高岡先生のおかげ。
これまではグループワークに参加していたけれど、次は個人トレーニングをお願いしようかなぁ。
3時間台でマラソンを走れるようになりたい。

そんな高岡尚司先生が、実は書籍を出していた。amazonからのサジェストで知り、びっくりした。
高岡先生も水臭いなー。もっと堂々と宣伝してくれれば、発売日に買ったのに。

スポンサドーリンク

「ランニング(マラソン)」の人気記事ランキング

まだデータがありません。